「もう直ぐ本番です」
2024.03.18
山田 卓
「定期演奏会のお知らせ」
2024.02.21
今年も藍ノ会定期演奏会の季節となりました。
今年で33回目を迎え、通常の会員による演奏に加え、創立者 山田隆(吉住小隆治)卒寿記念としての出し物も企画いたしました。
例年、プログラムの作成のみで直近のお知らせとなっておりましたが、本年はこのようなチラシでご挨拶とさせていただきます。
今年で33回目を迎え、通常の会員による演奏に加え、創立者 山田隆(吉住小隆治)卒寿記念としての出し物も企画いたしました。
例年、プログラムの作成のみで直近のお知らせとなっておりましたが、本年はこのようなチラシでご挨拶とさせていただきます。
山田 卓
「大人向け体験会」
2024.01.29
1月26日に、犬山こども長唄クラブ主催で恒例の体験会を開催いたしました。唄・太鼓・笛を好きなだけ子供たちが体験できるイベントですが、今回は初めて大人の方向けにも時間枠を設けることを試みました。
体験された3人の方々は、貸出ししたプラスチック篠笛で音を出して2〜3曲に挑戦したり、太鼓では撥の構えから手組を打つところまで習得したり…と、30分ほどの時間でしたが楽しんで帰られました。
皆さん想定外に上達され、今年はこのような企画をもっと発展的に挑戦してみようかと思っています。
体験された3人の方々は、貸出ししたプラスチック篠笛で音を出して2〜3曲に挑戦したり、太鼓では撥の構えから手組を打つところまで習得したり…と、30分ほどの時間でしたが楽しんで帰られました。
皆さん想定外に上達され、今年はこのような企画をもっと発展的に挑戦してみようかと思っています。
山田 卓
「間について思う4」
2024.01.11
長唄の節(音の動き)は、言葉の動きと三味線の音が基本になっています。ですので、三味線の出す音と同じ音で唄っていることが多いのですが、三味線と同時に音を動かすと「べた付き」と言って好まれません。
三味線と唄はつかず離れず「不即不離」とよく言われます。長唄演奏者として考えると「言い得て妙」と思うのですが、指導者として考えると、あまり使い勝手がいい言葉と感じない気がします。
「三味線とは、つかず離れず唄うのですよ」と説明すると、三味線の音の動きと唄の音の動きをずらそうと考えるようで、単純に「ズレた」唄になってしまうことがあります。長く修行をしてきた演奏家は音の動きではなく自然と「唄の間」と「三味線の間」を把握して唄うので、「ズレた」だけの唄にはならないようです。
唄と三味線が同じ音の動きをすると「唄の間」と「三味線の間」も同じようになり単調になりやすいので、それぞれの「間」に変化をつけて面白味を加えた結果、良い感じに「不即不離」になるようです。
指導者として、その「間」の感覚を伝えるのはとても難しい…といつも感じます。
三味線と唄はつかず離れず「不即不離」とよく言われます。長唄演奏者として考えると「言い得て妙」と思うのですが、指導者として考えると、あまり使い勝手がいい言葉と感じない気がします。
「三味線とは、つかず離れず唄うのですよ」と説明すると、三味線の音の動きと唄の音の動きをずらそうと考えるようで、単純に「ズレた」唄になってしまうことがあります。長く修行をしてきた演奏家は音の動きではなく自然と「唄の間」と「三味線の間」を把握して唄うので、「ズレた」だけの唄にはならないようです。
唄と三味線が同じ音の動きをすると「唄の間」と「三味線の間」も同じようになり単調になりやすいので、それぞれの「間」に変化をつけて面白味を加えた結果、良い感じに「不即不離」になるようです。
指導者として、その「間」の感覚を伝えるのはとても難しい…といつも感じます。
山田 卓