笛の音色と共に…
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笛の音色と共に…
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「”日本音楽ことはじめ”を改めて」
2026.05.29
先代の四十九日法要の明けごろを目処に、生前お世話になりました方々とともに、別れを偲ぶ会を開催する運びとなりました。七十年近く教育に携わった先代の想いを懐かしみ、またこれからへ残していく時間となればと、日々遺品と向き合いながら、その軌跡をまとめております。

日本音楽ことはじめそんな中、弊社商品として現在も取り扱っております、2011年出版の「日本音楽ことはじめ」を改めて手に取りました。

教員時代に複数の教育誌へ投稿していた内容に加え、その後、笛師として、また長唄社中「藍ノ会」の創立を通して培った、日本の伝統音楽への想いを一冊にまとめたものと聞いております。

この機会に、先代が遺した言葉や考えを、改めて振り返ってまいりたいと思います

「以下目次一覧」
九十一歳の唄声
大和座り
弾みのない静止の音
三味線のサワリ、能菅のノド
煤竹の音
犬山祭と能管
タンギングがない
音色は中間色
話し声の笛
幼児が言葉を覚えるように
日本語で音楽する
指揮者がいない
自己主張のぶつけ合い(その1)
自己主張のぶつけ合い(その2)
間を創りだすために音がある
一音一音に想いを込めて
手孔・指孔
「古い」とか「古くさい」
マリア・カラスと吉住慈恭
半音の半音の半音
笛の朱色
日本画と伝統音楽
日本舞踊
三年習うより三年師を選べ
山田 卓
「語りの種」
2026.05.07
突然訪れた別れと、その後の慌ただしい日々の中で、時間は流れています。

父は90を過ぎておりましたが、遺影を準備することなど思いもよらず、いま仏壇の前で毎日向き合うその写真の存在に、しみじみとしたありがたさを感じています。

5年ほど前、「犬山の文化史を残したい」というご相談を、著書である南谷様からいただきました。犬山に伝わる長唄を復活させるきっかけとなった「四季の犬山」事業…その火付け役でもあった父に、地域にまつわる話を聞くためご夫婦でお越しくださいました。

山田隆語りの種その折に撮影していただいた数枚の写真をお譲りいただき、このたび遺影として使うことができました。

あらためて当時の記憶を辿りながら、その記録の一端でもあるご著書を、店に数冊置いてみようと思います。

かつての犬山の温度や匂いが立ち上がってくるような、「語りの種」…ご興味がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
山田 卓
「TV出演」
2026.03.27
昨日、BSよしもと265チャンネル「配信ライブジモトノチカラ」で、日音の紹介がされました。犬山在住のよしもと芸人小鈴木さんのナビで、25分ほどのコーナーです。

軽めの打ち合わせのみでぶっ付け本番の生放送でありましたが、ベテラン芸人お二人のお陰で無事終了…なかなか楽しい体験をさせていただきました。

TV出演私二代目と息子の三代目が登場しています。ご興味ございましたら、見逃し配信など探してみてください。アーカイブ放映されましたら、またご報告いたします。
山田 卓
「能管用の白竹」
2026.02.02
能管用の竹はある程度の太さが必要で、全体から見ると数か少ないので見つけた時はとっておくことにしています。一笨調子と同じくらいの太さなのですが、節間の長さが短くても大丈夫なので。一笨調子に比べれば数はあります。ちなみに…一笨調子用の竹は、1年に1本あるか無いかぐらいです。

能管用の白竹能管用の白竹仕分けをしている時は、単純に太さと長さだけ見てポイポイと箱に放り込んでいます。

箱に溜まってきたので、さらに使えそうな竹を仕分けましたが、結局半分以上は捨てることになりました。

作り始めると、さらに3割ほど捨てることになるでしょう…。
山田 卓
「間について思う5」
2026.01.23
「犬山こども長唄クラブ」の子供達に、長唄を唄う時に「唄の歌詞は縦書きと横書きのどちらが唄いやすい?」と質問をしたことがあります。

長唄の歌詞長唄の歌詞あまり深く考えず「どっちでも良い」と言われるかなと思っていたのですが、ほぼ全員に「縦書きじゃないと気持ちが悪い」的なことを言われました。

普段は大きな紙に歌詞を縦書きに書いて、みんなでそれを見ながら唄います。なので慣れもあるのでしょうが、子供達の中に縦書きと横書きの感覚の違いがはっきりとあるようです。

音楽を演奏したり聴いたりする時に、視覚的な感覚は五感の中でもウエイトが高いように思います。縦書き横書きの感覚の違いを掴むと、音そのものを見たり音の輪郭や音の周りの空間を見たりする感覚を掴む助けになるのではと思います。

「音を使って間で表現する」感覚をはっきりと掴むには、大切なことかもしれません。
山田 卓
「1ロット10管」
2026.01.15
篠笛を制作する時は私の場合10管ずつ作ります。10管でなければいけない理由はあまり無いのですが、漆の分量や制作時間の目安などがつきやすいということはあります。ただ自分の中で1番の理由は「半端な数だとちょっと落ち着かない」ということのような気がします。

三笨調子三笨調子そんなことで、材料の竹を選ぶ時は10管ずつ作れるように多めに用意します。ただ、三笨調子になると材料自体の数が少なく、選ぶのにかなり苦戦します。

今回もなんとか14管分用意して作り始めましたが、作っている途中でこれは「あまり良く無い」と判断した竹は捨ててしまうので、結局は7管になってしまいました。

まぁ1ロット10管にする理由がフワッとしているので大丈夫なのですがね。
山田 卓
「新年のご挨拶」
2026.01.01
あけましておめでとうございます。

午年今年は忙しくて作れなかった能管の製作にかかりたいと思っています。そして、篠笛と能管を、もっと世の中に広めていけたらと思います。

今年も昨年に引き続き、演奏会情報やコラムなど更新していきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2026年が皆様にとって幸せな1年となりますように。
山田 卓
MOVIES'「篠笛を吹く」
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藍ノ会