笛の音色と共に…
With the sound of a Japanese flute
「薄い色の煤竹」
2024.10.18
40年近く前でしょうか…滋賀県で煤竹を集めている方の所へ行きました。農家が本職の方でしたが、古い家の解体の時に煤竹を集めることを副業にしていたようです。
煤竹の話をしていただいたのですが、その中で印象に残ったのは「裕福な家の煤竹は色が薄い」という話でした。煤竹は囲炉裏の煙に燻されて色がつきますので、裕福な家は煙の少ない良い薪を買えるから竹に色がつかないのだそうです。
篠笛にすると色が濃い方が貫禄があって良いかと思っていましたが、薄い色も人気がありすぐに売れてしまいます。
お金持ちの家にあった竹と考えると縁起がいいのかも?
煤竹の話をしていただいたのですが、その中で印象に残ったのは「裕福な家の煤竹は色が薄い」という話でした。煤竹は囲炉裏の煙に燻されて色がつきますので、裕福な家は煙の少ない良い薪を買えるから竹に色がつかないのだそうです。
篠笛にすると色が濃い方が貫禄があって良いかと思っていましたが、薄い色も人気がありすぐに売れてしまいます。
お金持ちの家にあった竹と考えると縁起がいいのかも?
山田 卓