笛の音色と共に…
With the sound of a Japanese flute
「篠笛・能管の魅力」
2023.12.8

笛師と笛方のお話と実演から、自然美を追求した日本人の耳に応える笛の魅力について、竹素材から音色に関わる話題まで笛の魅力をお伝えする予定です。
(以下はチラシ裏面からの抜粋です)
自然美を追求し続けた笛。ワビ、サビを尊び、自然を愛す日本人の耳に応えるべく、あらゆる日本の伝統楽器は自然音を求めてきました。
華美な音色よりむしろ素朴な音色、雑味を残しつつも清らかな音色、そして日本音楽独特の「間」感覚を重んじる張りつめた時間空間が相まって日本の伝統音楽の様式を形取っています。
木製から金属製に置き換えたフルートとは真逆に、日本では何百年も音色の本質を守り自然美を貫いてきました。
犬山こども長唄クラブの稽古ではいつも日本語を声に出すことから始まり、特別な発声練習などは行わず言葉を話すように唄を歌います。第1部ではそんな子どもの自然な姿の延長に、長唄の表現がなされる様をお伝え出来たらと思います。
第2部では笛作り、音作りに込められる両者の想いから、自然美あふれる笛の魅力をお伝えします。風土に根付いた竹の構造は“笛になるために生まれてきた素材”と思われるほど笛作りに適した形状をしています。多くの細工を施さない日本の笛にとって、素材との切っても切れない関係の不思議にも迫ってみましょう。
是非ともご家族揃ってお楽しみ下さい。

華美な音色よりむしろ素朴な音色、雑味を残しつつも清らかな音色、そして日本音楽独特の「間」感覚を重んじる張りつめた時間空間が相まって日本の伝統音楽の様式を形取っています。
木製から金属製に置き換えたフルートとは真逆に、日本では何百年も音色の本質を守り自然美を貫いてきました。
犬山こども長唄クラブの稽古ではいつも日本語を声に出すことから始まり、特別な発声練習などは行わず言葉を話すように唄を歌います。第1部ではそんな子どもの自然な姿の延長に、長唄の表現がなされる様をお伝え出来たらと思います。
第2部では笛作り、音作りに込められる両者の想いから、自然美あふれる笛の魅力をお伝えします。風土に根付いた竹の構造は“笛になるために生まれてきた素材”と思われるほど笛作りに適した形状をしています。多くの細工を施さない日本の笛にとって、素材との切っても切れない関係の不思議にも迫ってみましょう。
是非ともご家族揃ってお楽しみ下さい。
山田 卓